第1条(目的と適用)
本規約は、一般社団法人リアルエクスペリエンス(以下「当法人」といいます)が運営する「Quieroアウトドアクラブ」(以下「当クラブ」といいます)の利用条件を定めるものです。
本規約は、当クラブに入会する会員様ご家族(以下「会員」といいます)に適用されます。
第2条(基本理念と同意)
当クラブは、親子で楽しむアウトドアイベントを提供します。子どものやりたい!という意欲(=Quiero)を最大限に尊重する、ユニークなフィロソフィーを基本理念とし、次のような特徴があります。
- 幸せは、「自分で選ぶ」ことから始まる。
どっちの道へ進もうか。どの石ころを拾おうか。 大人から見れば小さなことでも、3歳の子どもにとっては「自分の人生」を決める大きな決断です。 私たちは、子どもが自分で悩み、自分で決めるその瞬間を、何よりも大切にします。 「自分で決めた!」という小さな誇りの積み重ねが、将来、自分の人生を愛するための土台になるからです。 - 「やりたい!」は、一生モノのエンジン。
「褒められるから」でも「怒られるから」でもなく、「ただ、好きだからやる」。 そんな内側から湧き出る「Quiero(キエロ)」の気持ちこそが、子どもが未来を切り拓くための、一番の推進力です。 効率や正解を求められがちな毎日ですが、ここに来た時だけは、その純粋なエネルギーを、心のままに、どこまでも広げてあげたいのです。 - 「帰れる場所」があるから、遠くへ行ける。
子どもが思い切って冒険できるのは、「失敗しても大丈夫」「パパやママはここにいる」という絶対的な安心感があるからです。 私たちは、親御さんが子どもにとっての「安全基地(ベース)」でいられるようサポートします。 いつでも戻れる温かい場所があるからこそ、子どもは安心して、広い世界へと旅立てるのです。 - 本物の「手触り」が、知恵になる。
検索すれば答えが出る時代だからこそ、私たちは「画面の中にはない体験」を大切にします。 土の匂い、火の温かさ、風の冷たさ、思い通りにならない自然の厳しさ。 五感をフルに使って感じた「一次情報」だけが、子どもの体に深く刻まれ、生きるためのたくましい知恵へと変わります。 - 親と子は、対等な「冒険の相棒」。
子どもは親の所有物ではなく、親もまた、子どものために我慢するだけの存在ではありません。 それぞれが違う心を持った、ひとりの人間です。 Quieroでは、親子が「お世話する・される」の関係を少しお休みして、同じ景色に感動し、同じ時間を楽しむ「対等なパートナー」として過ごします。
会員は、当クラブのフィロソフィーを理解し、基本理念に同意した上で入会するものとします。
第3条(入会・会員資格)
入会を希望する者は、アプリを通じて申し込みを行い、次の届け出が完了した時点で、会員となります。
- アプリ利用規約への同意
- 家族情報の登録
- Quieroアウトドアクラブ利用規約への同意
第4条(費用と支払い)
- 当クラブへの入会金および会費は無料です。
- 各イベントへの参加には、別途定める参加費が発生します。
- イベントの参加予約は、アプリ内での決済完了をもって確定するものとします。
- 参加費の支払いは、アプリ内でのクレジットカード/デビットカード/Apple PAY決済(Stripe)により行うものとします。銀行振込には対応しておりません。
- キャンセル/予約変更は、LINE公式アカウントを通じて、申請を行うものとします。なお、キャンセルをする際には、時期により、募集要項にて規定するキャンセル料が発生します。
第5条(安全確保の最終責任)
当クラブでは、アウトドア活動に必要な知識・スキルのレクチャー、危険回避のアドバイス等を行いますが、必ずしも安全に活動できることを保証するものではありません。
当クラブでの活動時、お子様を含めた会員皆様の安全確保の最終責任者は、保護者様となります。
当クラブの故意、または当クラブの直接的な指示による事故など当クラブに重大な過失がある場合を除き、当法人は一切の責任を負いません。
第6条(怪我等のリスクの許容)
アウトドア活動や炊事等においては、擦り傷や打撲や火傷等の怪我が発生する可能性が常にあり、100%防ぐことはできません。
また当クラブでは、第2条の基本理念に基づき、お子様の「自分で選ぶ」「やりたい!という意欲」「本物の手触りの体験」を尊重するため、安全のために細微にわたるルールで縛る方針を採用しておりません。
会員はこれを活動に伴うリスクとして予め了承するものとします。
【保険の加入】
アウトドア活動では怪我や事故は起きるものと考え、万が一の事態に備え、会員様の責任において「個人賠償責任保険」や「アウトドア保険・傷害保険」等へ加入するものとします。
なお、当法人が加入する傷害保険・賠償責任保険は、活動が小規模の場合に適用がない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
第7条(事故・トラブルへの責任)
スタッフの指示やアドバイスに従わない行動、保護者様の監督不行き届き、または不可抗力(天災、野生動物等)によって生じた事故・怪我・盗難・紛失・破損について、当法人は一切の責任を負わず、損害賠償等の義務を負いません。
【紛争の解決】
会員同士での感情のもつれ、会員の責により他人に怪我を負わせる・器物を損壊する等のトラブルに関しては、会員の責任において、国内旅行傷害保険や賠償責任保険等に加入して備えるものとします。また相手方のあるときは、会員の責任において解決するものとします。
第8条(怪我・体調不良への備え)
活動中に発生した怪我や体調不良に対して、スタッフは可能な限りのサポートを行いますが、医療行為や投薬は行うことができません。
絆創膏や常備薬、保険証の携行など、通常の家族旅行と同様の備えを、各ご家庭の責任において行うものとします。
【アレルギー・健康状態の情報登録】
会員は、会員にアレルギー、既往症、その他活動にあたって配慮が必要な事由がある場合、アプリでの会員情報の登録時に、情報を登録するものとします。
この情報は通常は公開・使用されませんが、医療機関等を受診する際に、保護者様が医療機関とコミュニケーションできない場合に、当クラブより医療機関等に提供します。
第9条(託児・お預かりの禁止)
当クラブのイベント時には、インストラクターや子どもの専門家スタッフが同行しますが、託児(お子様のお預かり)は一切行っておりません。お子様をスタッフに預けてフィールドを離れる行為は禁止となります。
また、スタッフはお子様の怪我や迷子に対して責任を負いませんので、ご了承ください。
第10条(子ども同士のトラブル・喧嘩)
当クラブでは、子ども同士の物の取り合いや衝突(喧嘩)を、成長に欠かせない経験であると捉えています。
もしトラブルが起きた際は、以下の姿勢で見守り・対応いただくようご協力をお願いします。
- 【お互い様の精神】喧嘩は誰にとってもありえることです。「お互い様」の気持ちを持ち、すぐに我が子や相手を責めるのではなく、寛容な心で向き合いましょう。
- 【子どもに寄り添う】頭ごなしに叱るのではなく、まずはお子さんの気持ちに寄り添いましょう。状況がわからない場合は、「ぶってしまった」など結果だけで判断せず、状況把握に努めてください。お子さんが言葉にできるようであれば、言い分や気持ちに耳を傾けてあげてください。
- 【他人を頼る】必ずしも親が対応すべきとは限りません。子どもへの接し方が難しいと感じる場合や、うまく対応できない実感がある場合は、プロである子どもの専門家スタッフや、他家族を頼ることもご検討ください。
第11条(禁止事項とコンプライアンス)
当クラブは、参加者全員が心理的安全性を感じられる場であることを最重視します。そのため、理由の如何に関わらず、以下の行為を固く禁じます。
【暴力・暴言の禁止】
保護者間、または保護者から子ども(他人の子・我が子を問わず)に対する、身体的暴力、威嚇、人格を否定するような暴言、大声での罵倒。
※躾(しつけ)と称する場合でも、児童福祉法および児童虐待防止法により禁止されている「体罰」や「心理的虐待」にあたる行為に該当しますので、これを禁止します。
※子ども同士の喧嘩の場合は、第10条の規定のとおり、全面禁止やペナルティの対象とはいたしません。ただし、大怪我等につながらないよう見守り、すぐに介入できる態勢をとるものとします。
その他、会員は以下の行為を行ってはなりません。
- 法令に違反する行為、または公序良俗に反する行為。
- 性別、国籍、身体的特徴、障害の有無等を理由とする差別的言動を行うこと。
- 執拗な勧誘(宗教・マルチ商法等)。
- ストーカー行為、性的嫌がらせ。
- その他相手に不快感や恐怖を与える行為。
- 安全確保の監督責任を果たせなくなるほどの飲酒、副流煙に配慮しない喫煙、薬物の使用。
- 他の会員・保護者の肖像権を侵害したり、名誉を貶めたりする行為(SNSやメディア等への発信を含む)。
- 当クラブの名誉を貶める行為(SNSやメディア等への発信を含む)。
- その他、スタッフの指示に対する著しい反抗、正当な理由のない執拗なクレーム、他の参加者の活動を阻害する行為等。
【違反時の対応】 上記行為が確認され、当クラブのイベント運営責任者が必要と判断した場合(改善の見込みが薄い、参加者全員の心理的安全性を確保できない等)は、イベント参加を途中打ち切りとするものとします。その際、参加費の返金はございません。
【退会処分】 規約違反や、当クラブの秩序を乱す行為が改善されない場合、当法人は会員を強制的に退会させることができるものとします。
第12条(身体的接触)
当クラブのスタッフは、お子様との関わりの中で、お子様を抱き上げる・頭をなでる・膝の上に座らせるなど、お子さんの身体にふれる場合があります。
この際、プライベートゾーン(口や水着で隠れる部分)を執拗に触ったり、見ようとしたりしないよう、内規を設けておりますが、不快に感じる場合には、イベント運営責任者までお知らせください。ただちに該当スタッフに改善を指示します。
なお、プライベートゾーンを触ったり見たりしなければならない行為(保護者がいない状況でのおむつ替え、トイレのサポート、お風呂のサポート、着替え等)は、原則としてスタッフは行いません。
どうしても必要があって、当クラブスタッフにこれらの行為を保護者様が依頼する場合は、スタッフがプライベートゾーンを触ったり見たりする可能性があることを許容するものとします。
第13条(画像・動画使用の承諾)
【広報使用の原則】当クラブの活動中に撮影された写真や動画は、活動報告、当クラブの広報活動(Webサイト、SNS、パンフレット等)に使用されることがあります。すべての会員のみなさまに協力をいただいており、承諾の上で入会するものとします。
【個人情報の保護ルール】当クラブの広報活動に写真や動画を使用する際は、氏名・所属等を始めとする他の個人情報を併記せず、会員の個人情報保護を徹底します。
【広報使用停止の請求】写真や動画の広報使用はすべての会員のみなさまに協力をいただいておりますが、個人の名誉を傷つけられていると感じる場合や、ストーカー被害・親権トラブルを抱えている場合など、社会通念上必要と認められる場合は、個別に使用停止の請求を行うことができます。
【外部メディアでの使用】当クラブの活動中に撮影された写真や動画を、外部メディア(テレビ、新聞、雑誌、Webメディア等)に貸与する場合は、事前に対象となる会員の許可を要することとします。
第14条(退会)
退会を希望する場合は、LINE公式アカウントにて、当クラブまで申請を行うものとします。
第15条(規約の変更)
当法人は、必要と判断した場合、本規約を変更することができるものとします。規約の変更の際は、1ヶ月以上前から会員に、公式ホームページ、EメールまたはLINEを通じて、文書にて告知するものとします。
第16条(不可抗力等によるプログラム中止)
【中止の判断】
以下の場合、当法人はイベントの開催または運営を中止することがあります。
- 宿泊施設等が閉鎖され、実施が困難な場合
- 台風、地震、感染症の流行、社会情勢の悪化等により、安全確保が困難と判断される場合
- スタッフの急病等で代替人員が確保できず、安全を確保しての運営が困難な場合
- その他、不可抗力により、プログラム実施が適当でないと判断される場合
【中止時の免責】 前項の事由による中止の場合、当法人は会員に生じた損害(交通費や宿泊費のキャンセル料等を含みますがこれに限りません)について、補償は一切いたしません。
【参加費の返金】 イベントが催行中止となった場合、受領済みのイベント参加費は返金するものとします。
ただし、宿泊・交通につきましては、販売者の規定に則り、取消料が発生する場合があります。同様に補償は一切いたしません。
附則
本規約は、2026年3月15日より施行します。
Quieroアウトドアクラブ
一般社団法人リアルエクスペリエンス
代表理事 寄金佳一